2004年、パリで開催された「国際音楽の日」記念音楽祭で、ビリー・コブハム(ds)、ジョン・ファディス(tp)、ジョニー・グリフィン(ts)といったジャズの巨匠たちと共演を果たし、それをきっかけに2005年以降、毎年ヨーロッパ公演のオファーを受けているクリヤ・マコト。2006年には初のオーストラリア公演も成功し、2007年はモロッコ公演も成功させるなど、近年急速に国際的評価を高めている注目のアーティストです。かのハービー・ハンコックもそのプレイを絶賛したクリヤが、自信を持ってお届けするのがこのRHYTHMATRIXです。2008年は台湾・台中も含む、全国ツアーを行い、各地で大好評を得ました。
ライブ・シーンで既に話題のこのグループは、ジャズ・ナンバーは勿論のこと、どこまでも果てしなく舞い上がっていくような、豪快なラテン・ナンバーでその本領を発揮。ベースにコモブチキイチロウ(イヴァン・リンス、ジョイス等と共演歴を持つベーシスト)、パーカッションに安井源之新(4年に及ぶブラジル生活から帰国したパンデイロの名手)というテクニック、個性、そして情熱を兼ね備えた、ゴキゲンなレギュラーメンバーを擁します。クリヤのピアノも含め、全員がリズム・セクションという「スーパー・リズムコンシャス」なグループです。様々な楽器やエフェクトを自在に操る安井、スキャット混じりのソロや口ドラムも紡ぎ出すコモブチ、体中でリズムと音楽を表現するクリヤと、目にも耳にも楽しいパフォーマンスが話題を呼んでいます。
【最新情報はクリヤ・マコト・オフィシャルサイトにてご覧ください】
http://www.makotokuriya.com
【RHYTHMATRIXのmyspace(試聴もできます)】
http://www.myspace.com/rhythmatrix1
【クリヤ・マコト・オフィシャルサイト内RHYTHMATRIX特集ページ】
http://www.makotokuriya.com/rhythmatrix.html
RHYTHMATRIXのリーダーにしてコンセプト・メーカー。米国留学中から、10年あまり米東海岸でジャズピアニストとして活躍後帰国。近年も4年連 続で欧州公演を行い、多くのジャズの巨匠と共演歴を持つなど、常にワールドスタンダードに活動を展開する異才である。また時に、ジャズメンという枠に収まらぬ多才ぶりを発揮し、平井堅、渡辺美里などポップスのプロデュサー、アレンジャー、映画音楽監督としても活躍中。最近はSFKUaNK!!、土岐麻子、MAYA、葉加瀬太郎&古澤巌等のアルバムにも参加している。学生時代に交流を深めた黒人コミュニティーの影響を受け、ソウルフルなプレイと鋭いナイフのような切れ味が特徴。また音色の透明感、知的でアーティスティック、かつロマンティックな魅力にも定評がある。現在までに13枚のリーダー作をリリースしており、最新作「RHYTHMATRIX」では土岐麻子、サイゲンジ、青木カレン等豪華ゲストを迎え、ブラジリアン・テイストの個性的なハイブリッド・ジャズが話題を呼んでいる。同ユニットはまたオーディエンスを巻き込む豪快なライブも評判で、2008年には初の台湾公演を行って大成功を収めた。
日本を代表するラテンベースの名手。ブラジルを始めフラメンコまで守備範囲は広く、かつソウルフルである。
数多くのブラジル・アーティストと共演歴を持ち、日本でも渡辺貞夫を筆頭に、そのナチュラル・グルーヴに魅せられたアーティストは数知れず。音楽の本当の気持ちよさ、楽しさを知り、またそれを多くのリスナーに分け与えることの出来る偉大なアーティスト。これまでにロベルト・メネスカル、ワンダ・サー、カルロス・リラ、ドリィ・カイミ、ミウシャ、渡辺香津美、小野リサ、古澤巌、カルロス菅野熱帯倶楽部、マリーン、サイゲンジ、アン・サリー、Four Corners、玉置浩二等のライブ、レコーディングに参加。
4年に渡るブラジル生活後、2004年に帰国。即RYTHMATRIXに参加した。ブラジルではフィロー・マシャードとのユニット「F to G」、日本では中川昌巳、小畑和彦とのユニット「FONTE」でアルバムをリリース。特にタンバリンに似たブラジルの楽器「パンデイロ(写真)」の名手である。彼は日本で活躍しているブラジル系アーティストの中でも異色な存在であり、完全に自己を音楽・リズムに対して解放してしまう思い切りの良さは、多くのリスナーに音楽を楽しむことの原初的な意味を教えてくれる。マルコス・スザーノ等ブラジルの一流アーティストをはじめ、小曽根真、高内春彦、坂本龍一、サイゲンジ、スティーヴ・ガット、アンソニー・ジャクソン、デヴィッド・マシューズ、デヴィッド・スピノザなど、幅広いジャンルのアーティストと共演している。2007年には初のリーダー・アルバム「Oh! Bola!!」をリリースし、ブラジル音楽ファンの話題をさらった。
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