3年連続のヨーロッパ公演、初のオーストラリア公演の成功を経て、益々国際的評価の高まるクリヤ・マコトと、日本では珍しいガット・ベースを操る名手・早川哲也、日本随一のジャズビートの達人・大坂昌彦による「クリヤ・マコト・トリオ」。
ハービー・ハンコックの「ドルフィン・ダンス」で幕を開け、ミシェル・ルグランの「思い出の夏」、そして「ラヴ・フォー・セール」「チュニジアの夜」といったスタンダードに加え、抜群の解釈とリリカルなピアノが光る「大きな古時計」、オリジナルの熱いラテンナンバー「ペニンシュラ」、美しいバラード「ザ・ヴォイジャー」と、上質かつ本格的でありながら、親しみやすいポップさを併せ持つ名盤。